本番でうまくいかなくても、「自分は本番に弱いなあ」と自暴自棄になる必要はありません。個人差はありますが、人間は慣れない環境下では緊張してしまうものです。自分もとりわけ本番に強いわけではありません。本番での緊張を和らげるコツは3つ:練習する、準備する、経験する、です。
練習する
当然のことですが、練習すればするほど緊張しなくなります。本番で緊張しないようにするには技の練習だけでなく、体の動き、表情も合わせたルーチンの通し練をする必要があります。技の動き、体の動き、表情の作り方、すべてを体に覚えさせ、本番で慣れない動きがないようにします。
準備する
「準備する」は「練習する」と少し違い、予期せぬ事態に備えることを意味します。本番では何が起こるか分かりません。例えば「開始早々ミスを連発してしまった」「ディアボロがステージの外に転がっていった」「照明が思ったより眩しい」「音響トラブル」などなど。
「準備する」でも通し練が非常に大事です。本番ではパフォーマンスが開始したら途中でやり直すことはできません。練習で開始早々ミスしたので最初からやり直す、といった練習方法では、本番でそうなってしまったときに心の準備ができてないので動揺してしまいます。
別の例をあげれば、もしディアボロがステージの外に転がっていった場合、そのディアボロを拾ってパフォーマンスを再開するのか、それとも予備のディアボロを使うのか。通し練を何度もして、ミスしたときや不測の事態に臨機応変に対応できるようにしましょう。
道具が見えにくい夜、足場の悪い場所、通行人が多いところなど色々な環境で通し練することで、この「準備力」を高めることができます。
経験する
最後の「経験する」は人前でジャグリングを披露する経験です。経験を積むほど緊張しなくなります。環境は本番に近ければ近いほどいいですが、以下の要素を考慮するとより経験値が上がります。
- 観客の人数:多い方が緊張する
- 客層:素人よりも玄人(ジャグラー)に見られる方が緊張する
- パフォーマンス場所:大道芸(ストリート)よりもステージの方が緊張する
ただしこの「経験する」は、環境に恵まれていないとなかなか実践できません。環境が限られている方はそのぶん練習と準備で補うようにしましょう。自分は幸いジャグリングサークルに所属しておりパフォーマンスの場は多くありましたが、それでもステージ経験は数えるほどでした。